現在iMacとWindows VistaPCを使用していますが、
Windows Vistaについては、最近ではメモ帳ひとつ起動し、10kB程度のテキストファイルを開き、そのまましばらくすると「メモリ不足で保存できません」というメッセージが表示されたり、
ブラウザでタブを5つ以上開くといきなり落ちたりと不安定になってきました。
問題なく動く時もあれば、常駐アプリ以外に一つアプリケーションを起動するのが精一杯の時もあり、 万一のためにデータは外部にバックアップしつつ騙し騙し使ってきました。
Windows Vista PCハードウェア
CPU:Core2Quad Q6600 2.4GHz
メモリ:3GB
グラフィックス:GeForce GT 430
Windows エクスプレスインデックス
プロセッサ:5.9
メモリ:5.6
グラフィックス:5.9
ゲーム用グラフィックス:5.5
プライマリHDD:5.9
しかし先日Windows Vistaのサポートが終了したので、今回Windows10を購入しました。
当初は今のパソコンにインストールしようと思っていましたが、古いパソコンなので、
当面iMac一台で、WindowsはMac上の仮想マシンとして使う方向にしました。
しかし、いきなり仮想環境にインストールして現状よりもさらに重くて使い勝手が悪くなったり、起動しなかったなんて事も嫌なので、
開発環境の確認も兼ねて事前に評価版を使って試してみる事にしました。
ハードウェアと仮想環境は以下の通りです。
ハードウェア:iMac(Late 2012)
CPU:3.2GHz Core i5
メモリ:16GB
グラフィックス:nVidia GeForce GTX 675MX 1024MB
仮想環境:VirtualBox5
CPU:1(使用率制限100%)
メインメモリ:3072MB
ビデオメモリ:128MB
ここにWindows10評価版のディスクイメージをインストールしました。
インストールは評価版をダウンロードし、zipファイルを展開するとvmdkとovfファイルができるので、ovfをインポートすれば完了です。
無事に起動したので、Windows エクスプレスインデックスを確認してみました。
Windows エクスプレスインデックス(WinSAT)
プロセッサ:6.2
メモリ:5.9
グラフィックス:2
プライマリHDD:6.8
グラフィックススコアが低い値となっていますが、他は現在のPCより少し高い値のようです。
ゲーム等のアプリケーションは厳しそうです。
実際の操作感としては、スタートメニューを開く時にワンテンポ待たされる感じ(これが普通?)で、
アプリケーションを起動する時間も少し遅く感じます。
Edgeの起動には3〜5秒程度、VisualStudio2015の初回起動は50秒近く待たされました。
エクスプローラやフリーのテキストエディタは待たされる事なく起動しました。
YouTubeの動画は仮想マシンのウィンドウが小さければ問題なく(気にならない程度)に再生されますが、音にはノイズが入ります。
画面サイズを大きくするとノイズが発生したり、コマ落ち?が発生します。
手持ちの音声ファイルを再生してみると特にノイズもなく再生できました。
ブラウザで10個程タブを開いて切り替えつつ確認しましたが、開いてしまえば快適にブラウジングできました。
その他はシャットダウンに少々時間がかかる時があるのが気になりました。
欲を言えばもう少しレスポンスが良いと嬉しいのですが、グラフィック性能を求められるようなものでなければ充分使えると思います。
仮想マシンに割り当てるリソースを増やしたり、VMwareFusionやParallelsを購入すれば、さらにパフォーマンスは改善するかもしれません。
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