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2024年5月18日土曜日

Zed Editorを使用してみました

Zedとは?

Zedは、AtomとTree-sitterのクリエイターによる、高性能でマルチプレイヤーなコードエディターです
Rust言語で書かれ、オープンソースで開発されています。
「Code at the speed of thought」というコンセプト通り高速に動作します。

公式サイト:こちら
Github:こちら

現在はmacOSにのみ対応しており、WindowsやLinuxは現在導入を目指してコミュニティで活動が行われているようです。



インストール

1.公式サイトのダウンロードページからダウンロードしてインストール
2.HomeBrewでインストール
  brew install zed

最初の起動時に簡単な設定をするとエディタが使用できるようになります。


設定

設定は~/.config/zed/settings.jsonを編集して行います。
メニューの「Zed」-「Settings」-「Open Settings」を選択するか、
Window右上にあるプルダウンボタンを押し「Settings」を選択する事で開く事ができます。


拡張機能

多くの言語サポートがdefaultで搭載されていますが、
拡張機能としても用意されています。
またテーマも色々とあります。
しかしまだまだ拡張機能の数としては多くないかなという印象です。

Window右上にあるプルダウンボタンを押し「Extensions」を選択する事で開く事ができます。


 

 

使ってみて良いと思ったところ

  • 動作が軽快
    • 起動・終了が速く動作が軽快です。
  • Pythonの仮想環境venvをActivateできる。
    •  仮想環境のあるフォルダで「Open in Terminal」を選択すると、内蔵ターミナル画面を開き、venvをactivateしてくれます。
  • Vimモードがある
    • Vimを使用している身としてはVimモードがあるのはありがたいです。
    • ただしまだ安定はしていないようです。


使ってみてここがまだまだだと思ったところ

  • 拡張機能がまだ少ない
    • まだまだ開発途上なので拡張機能が少ないです。
    • が、これはいずれ充実してくるのではないかと思います。
  • 日本語の紹介サイトがまだ少ない
    • こちらも使用者が増えてくれば充実してくるのではないかと思います。


おわりに

普段はVimやVSCodeを使用していますが、Zedも充分通常使用できる選択肢になるかと思います。